2008/06/18
大魔導神話 続き
第七詩篇 「ナナブルクの恋」
時空の風が廻る中
悠久の旅は続く
風は軽やかに飛び回り
旅人に向かい、囁いた
「川が在りますから
其処で休みませんか?」
「目的も無く、急ぐ旅でもない」
彼女は、その声を聴くと
輝く銀河の流れに飛び込み
眩い星の中で遊び始める
デルタロークが
その光景を眺めていると
遠くの方から星の鳴る音が
聞こえて来る
「風の精霊、川から出ろ。
何か不思議な気配がする」
その音が
彼女の体を星で飾り
虹色の髪に
暖かい火を灯す
微笑むとデルタロークを
見つめて答える。
「別に恐がる事なんてないわ
それは、星の音よ」
男は疑問に思い眼を見て言った
「風は容無き故に
姿を変えられると言う
汝の名は風か?
それとも別の…」
「初めから永遠に
何も変わりはしない。
私は唯のナナブルク
賢者の陰、
夢と幻影を司り
世界と心を繋ぐモノ
私は原初の空虚、
そして賢者は知を司る」
彼は欠伸をしてから
眠そうな顔で
彼女に話しかけた
「そうか、よかったな」
デルタロークが手を伸ばし
精霊は、その手を掴む
そろそろ川から戻りなさいと
彼女に優しく口づけすると
ナナブルクの遙遠な瞳に
全ての星の輝きが宿る
デルタロークの胸に
そっと寄り添いながら
二人は風を操り
星の川辺から消え去る
時と風の往く永遠の旅は続く
------------------------------------
よろしかったら、ランキング応援してください☆♪↓
時空の風が廻る中
悠久の旅は続く
風は軽やかに飛び回り
旅人に向かい、囁いた
「川が在りますから
其処で休みませんか?」
「目的も無く、急ぐ旅でもない」
彼女は、その声を聴くと
輝く銀河の流れに飛び込み
眩い星の中で遊び始める
デルタロークが
その光景を眺めていると
遠くの方から星の鳴る音が
聞こえて来る
「風の精霊、川から出ろ。
何か不思議な気配がする」
その音が
彼女の体を星で飾り
虹色の髪に
暖かい火を灯す
微笑むとデルタロークを
見つめて答える。
「別に恐がる事なんてないわ
それは、星の音よ」
男は疑問に思い眼を見て言った
「風は容無き故に
姿を変えられると言う
汝の名は風か?
それとも別の…」
「初めから永遠に
何も変わりはしない。
私は唯のナナブルク
賢者の陰、
夢と幻影を司り
世界と心を繋ぐモノ
私は原初の空虚、
そして賢者は知を司る」
彼は欠伸をしてから
眠そうな顔で
彼女に話しかけた
「そうか、よかったな」
デルタロークが手を伸ばし
精霊は、その手を掴む
そろそろ川から戻りなさいと
彼女に優しく口づけすると
ナナブルクの遙遠な瞳に
全ての星の輝きが宿る
デルタロークの胸に
そっと寄り添いながら
二人は風を操り
星の川辺から消え去る
時と風の往く永遠の旅は続く
------------------------------------
よろしかったら、ランキング応援してください☆♪↓
テーマ:
自作小説(ファンタジー) -
ジャンル:
小説・文学




