2008/03/18
虹色のエリクシル 3月18日更新
道端の石に座る
行商人から
パンと果物を買う
シャヘルを
遠くに眺め
エイミーは
眼を瞑る。
すると、道を
通り過ぎる馬車が
エイミーに砂埃を
吹きかけて行く。
「いつも私、
こういう…
つまらないことに
遭うのですね」
その声を
耳聡く聞いた
御車の男が
去り際に大声で叫ぶ
「貧乏人に幸せなんて
無いのかもな!」
エイミーは
諦めたような表情で
遠くに消える
馬車の音を無視した。
馬に一鞭入れて
男は上機嫌に歌を謳う。
「何を讃える歌ですかな?
私の好みでは
ありませぬが」
男の横には
いつの間にか
黒い姿の人物が
座っていた
「あんた、いつの間に」
黒い姿の人物は
男の髪を撫でて
焔の言葉を呟く
暫らくして、
エイミーの元に
シャヘルが
戻ってくると
彼は彼女の
埃を掃い、
そっと、彼女の
手をとり言った
「貴女が幸せを諦めても、
探求する心がある限り
私は護り続けるのだろうな」
遥か遠く、
煙たなびく道の上で
エイミーは
ただ、不思議と
シャヘルを見つめていた。
行商人から
パンと果物を買う
シャヘルを
遠くに眺め
エイミーは
眼を瞑る。
すると、道を
通り過ぎる馬車が
エイミーに砂埃を
吹きかけて行く。
「いつも私、
こういう…
つまらないことに
遭うのですね」
その声を
耳聡く聞いた
御車の男が
去り際に大声で叫ぶ
「貧乏人に幸せなんて
無いのかもな!」
エイミーは
諦めたような表情で
遠くに消える
馬車の音を無視した。
馬に一鞭入れて
男は上機嫌に歌を謳う。
「何を讃える歌ですかな?
私の好みでは
ありませぬが」
男の横には
いつの間にか
黒い姿の人物が
座っていた
「あんた、いつの間に」
黒い姿の人物は
男の髪を撫でて
焔の言葉を呟く
暫らくして、
エイミーの元に
シャヘルが
戻ってくると
彼は彼女の
埃を掃い、
そっと、彼女の
手をとり言った
「貴女が幸せを諦めても、
探求する心がある限り
私は護り続けるのだろうな」
遥か遠く、
煙たなびく道の上で
エイミーは
ただ、不思議と
シャヘルを見つめていた。
テーマ:
自作小説(ファンタジー) -
ジャンル:
小説・文学




