2008/03/13
虹色のエリクシル3月13日追加更新分
縦書き文庫追加分☆
(最初から、まとめて読むなら縦書きで☆)
「虹色のエリクシル」
-----------------------------------------------
美しい魔術の女神に
別れを告げた後、
二人は深い森を抜けた。
シャヘルは
何かを考えながら
チラチラと
青い指輪を見ている。
「シャヘルさん!
その指輪をはめては
いけませんよ…」
「不幸になって
しまいますよ!」
エイミーの心配する
様子を横目で観ると
シャヘルは空を見上げて
こう言った。
「その指輪を
手に入れたから
金貨は流れる時の中で
確実に君の手に入るよ。
しかし、フランクが
それで満足するかどうか
ワカラナイだろ…?
だから…」
エイミーの心は
フランクの名前を
聞いたとき、
強い怒りの感情に
支配されてしまい
シャヘルの声は
彼女の語る
白い思念の中に
かき消されていた。
フランクの恐ろしい
横顔を思い出して
ひとり彼女は考える。
そうね、
彼は約束を守るような
人ではないわ。
昔は善良で優しい人たちと
楽しく過していた、
はずなのに…
みんな、
いなくなってしまいました
私は…。
「うるさい、黙れ…」
シャヘルの低い声が
草原の風に響いた。
エイミーの
柔らかい髪が
悲しそうに風に揺れる。
「僕のコトを
忘れて貰っては困る」
エイミーは
震えながら下を向き
シャヘルに呟いた。
「あなたも、きっと
去るのでしょう?」
(最初から、まとめて読むなら縦書きで☆)
「虹色のエリクシル」
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美しい魔術の女神に
別れを告げた後、
二人は深い森を抜けた。
シャヘルは
何かを考えながら
チラチラと
青い指輪を見ている。
「シャヘルさん!
その指輪をはめては
いけませんよ…」
「不幸になって
しまいますよ!」
エイミーの心配する
様子を横目で観ると
シャヘルは空を見上げて
こう言った。
「その指輪を
手に入れたから
金貨は流れる時の中で
確実に君の手に入るよ。
しかし、フランクが
それで満足するかどうか
ワカラナイだろ…?
だから…」
エイミーの心は
フランクの名前を
聞いたとき、
強い怒りの感情に
支配されてしまい
シャヘルの声は
彼女の語る
白い思念の中に
かき消されていた。
フランクの恐ろしい
横顔を思い出して
ひとり彼女は考える。
そうね、
彼は約束を守るような
人ではないわ。
昔は善良で優しい人たちと
楽しく過していた、
はずなのに…
みんな、
いなくなってしまいました
私は…。
「うるさい、黙れ…」
シャヘルの低い声が
草原の風に響いた。
エイミーの
柔らかい髪が
悲しそうに風に揺れる。
「僕のコトを
忘れて貰っては困る」
エイミーは
震えながら下を向き
シャヘルに呟いた。
「あなたも、きっと
去るのでしょう?」
テーマ:
自作小説(ファンタジー) -
ジャンル:
小説・文学




