2008/01/07
護睡庵「水鏡月夜」
詩 「水鏡月夜」 護睡庵不動春山
我が手に在るは
水の輝き
月の流れに導かれ
水の鏡に遷り往く
空に昇るは
汝の都
遥か昔の先祖こそ
汝に惚れるは無理も無し
されど、我
彼の者の如く
詰め寄る事も無し
ただ、その汝を
手のひらの
水の鏡に写し取り
眺めて暮す
浮世こそ
最も楽しき月の宴
神酒を一杯酌み交わし
今日の疲れを
風に流せば
夢に酩酊
現に酩酊
酩酊仙人道を往き
瓢箪中身空となる
常に心は空に在り
日月浮かべば
共に在り
喜怒哀楽と月の宴
憎悪生ぜば焔はゆらぎ
息を噴きつけ灰と成す
火生三昧石の上
月日過ぎるも
水は無く
空しく風に啼く鳥は
地に臥せ
水を求め往く
月夜に群雲
慈雨は降り
我が手のひらに水鏡
我が手に在るは
月の輝き
我が手に在るは
自明の理
不動の風と
空の火は
廻り巡って
螺旋を描き
紐の結われた
月日の如く
今宵も旅に往き過ぎる
我が手に在るは
水の輝き
月の流れに導かれ
水の鏡に遷り往く
空に昇るは
汝の都
遥か昔の先祖こそ
汝に惚れるは無理も無し
されど、我
彼の者の如く
詰め寄る事も無し
ただ、その汝を
手のひらの
水の鏡に写し取り
眺めて暮す
浮世こそ
最も楽しき月の宴
神酒を一杯酌み交わし
今日の疲れを
風に流せば
夢に酩酊
現に酩酊
酩酊仙人道を往き
瓢箪中身空となる
常に心は空に在り
日月浮かべば
共に在り
喜怒哀楽と月の宴
憎悪生ぜば焔はゆらぎ
息を噴きつけ灰と成す
火生三昧石の上
月日過ぎるも
水は無く
空しく風に啼く鳥は
地に臥せ
水を求め往く
月夜に群雲
慈雨は降り
我が手のひらに水鏡
我が手に在るは
月の輝き
我が手に在るは
自明の理
不動の風と
空の火は
廻り巡って
螺旋を描き
紐の結われた
月日の如く
今宵も旅に往き過ぎる




